FAQ
全般
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XXのイーサネットスイッチに差して動くことを保証してくれるのか?
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保証しません。WSTが保証するのデータシートに明記された標準仕様に準拠している事です。通常は機器側も対応している仕様が明記されておりそれによって運用性が確保されています。
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参照する仕様とはIEEEが定めた802.3シリーズか?
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IEEE 802.3シリーズに定められた仕様は光を使用した通信方式に関するもので、純正もしくは他社のトランシーバーが対向に使用されている時に参照されるものです。機器側との仕様を定めたのはSNIAのSFFシリーズになります。
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機器ベンダーは障害時に対応してくれるのか?
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ベンダーのサポート方針次第ですが、標準品を利用しての測定・検証結果を示すのがマナーです。
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うちにはトランシーバーの仕様を調べる人員はいないので判断できない
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その場合は、インテグレータに有償の評価作業を発注することを推奨しております。
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純正品と全く同じものか?
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異なります
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何故こんなに安いのか?
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機器ベンダーが調達するのとほぼ同じコストで提供しているからです。機器ベンダーはこれに評価作業及びサポートコストを上乗せして純正品として販売しています。
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評価作業の手間を考えると必ずしもお得ではない?
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調達数次第でしょう、評価作業は一品目に対して基本的に一回必要なだけですので調達数が多くなれば部材調達コストの差が大勢になり大きなコストメリットが得られます。
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純正品に対応するWSTの型番が判らない
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対応表を用意しました
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保守サポートに関して
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故障品交換のルールは?
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出荷後三ヶ月は良品後出し無償交換
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EOSの通知ルールは
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6か月前に通知
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よくある障害例は?
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純正品でも起こる光ファイバーの扱いに起因する障害申告は多くあります。コネクターの清掃や光パワーの測定環境などが現場に備えられている必要があります。
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400G等の新しい製品では参照している標準仕様の時期・リビジョンが食い違っていることによる問題はいくつか事例があります。
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FEC等”auto”設定時に正しく認識されず明示的にパラメータを指定する必要がある場合。
ベンダーロック対策は?
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「xxxx互換」と銘打って、機器ベンダー固有の情報をトランシーバーの識別情報に格納し純正品と誤認させる手法は行っていません。従って、明示的に社外品に対する機能制限を行っている製品では機能制限の対象になります。
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幸いな事に、2010年頃以降は多くの大口顧客が社外品トランシーバーの使用を前提に機器調達を行っており。機器ベンダーもそれに対応するために機能制限を実装している例は稀になりベンダーロックは過去の話になりつつあります。
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最新のcisco Catalyst9000シリーズの1/10Gポートでは従来の機能制限機能が引き継がれていることが確認されています。
コスト以外のメリットはあるのか?
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最新の光伝送技術を採用した純正品には無い商品ラインナップ。
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調達時間が長く工事期間も必要なケーブリングの設計手配がネットワーク機器の選考作業と独立して行える
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光伝送の設計製造担当者との短いコミュニケーションパス